NL随筆t324:「CR夢虚幻」 「春一番」
2017-03-04


年)の領土不拡大の原則に違反するとの議論を想定していたためとみられる。 ロシアが北方領土領有の最有力根拠とするヤルタ密約が交わされて2月で72年が経過したが、連合国内の批判を封じながら千島列島の強奪を狙ったソ連側の謀略が浮き彫りとなった。 草案の原本は英語で、文頭に「2月10日 モロトフ(外相)から国務長官に手渡される」とのメモ書きがある。スターリン首相らソ連側が起草し、ハリマン駐ソ米国大使を通じて、ステティニアス米国務長官に渡され、米英側に提示された。ソ連がドイツ敗戦後2〜3カ月で対日参戦すると定め、条件として、(1)外蒙古(現モンゴル)の現状維持(2)南樺太の「返還」など日露戦争で失った領土と権利の回復(3)千島列島の「引き渡し」−を盛り込んだ。 対日参戦の条件としてスターリン首相は、43年のテヘラン会談━NL追記:194311

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[NLの徒然随筆]

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