NL随筆t269:「露、薬漬選手」
2016-07-26


毎日新聞WebNews-Twit20160721===露ドーピング IOCの判断に影響 CAS、選手訴え棄却:リオデジャネイロ五輪の開幕を8月5日に控え、スポーツ界にとっての重い決断が国際オリンピック委員会(IOC)に委ねられた。スポーツ仲裁裁判所(CAS、Court of Arbitration for Sport)は3人の仲裁人が満場一致で、ロシア陸連に資格停止処分を科した国際陸連の決定を支持した。陸上界だけでなく、国ぐるみのドーピング違反を指摘した世界反ドーピング機関(WADA)が強く勧告するロシア選手団全体の締め出しに踏み切れるのか。どのような判断をしてもIOCに対する批判は免れない厳しい状況にある。 ロシアでは検体の組織的なすり替えが横行し、不正は夏季五輪20競技、冬季五輪競技、さらにパラリンピック競技にも広がった。全体の締め出しの厳罰を科すことで、一部の「クリーン」な選手の出場機会を奪い、個人の権利をないがしろにする恐れはある。ただし、ロシアの不正は反ドーピングを掲げるIOCにとっては看過できない事態だ。 一方、国際体操連盟が「ロシア選手を歓迎したい」と声明を出すなど、国際競技団体から締め出しに反対する声が相次ぐ。ソ連崩壊後、ロシアが国威発揚を兼ねてスポーツ強化に励み、ソチ五輪など多くの大会誘致を通し、不可欠な存在になったことを示している。 スポーツ仲裁裁判所(CAS)の裁定の骨子

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[NLの徒然随筆]

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